06.19
Wed
明日、総合ユニコム様の主催で第3回目となる「低家賃型高齢者住宅の開発・運営手法」について、都内でセミナーが開催されます。このセミナーも既に3回目になりますので、参加はどうかなと思っておりましたが、今回も20名の参加者がおられるようです。
参加者で従来と異なるのは、鉄道関係者が3社もおられるということです。
ここ数回のブログでも書きましたが、少子高齢化の影響は交通手段にも大きな影響を与えつつあります。人口減と高齢化に伴い、首都圏でも都心から離れれば離れるだけ、乗降客も少なくっていき、徐々に中心回帰の現象が出始めています。
鉄道等の交通機関の皆様が今回のセミナーにご参加をして頂くことの意味を考えてみました。
今回のセミナーは「低価格型の高齢者住宅」がテーマです。これまでの鉄道関係者の取り組んできた高齢者住宅はいずれも規模の大きな、高額なものが多かったように思います。ところがエヌ・ビー・ラボが取り組んでいる高齢者住宅は真逆の代物です。
低価格型の小規模という従来の高齢者住宅のあり方を真っ向から否定しているようなものを作ってきております。恐らく、ご参加の皆様も何らかの事前調査で弊社の取り組んでいるエルスリーに関心をもっての参加だと思われます。
そのように考えますと、皆さんの関心がどこにあるのかが分かってくるのではないでしょうか。
鉄道沿線、しかも中心地ではなく、市街地に伸びる沿線沿いに低価格で入居しやすい、汎用型の高齢者住宅を考えているのではないかと思われます。
今後の展開をどのように考えておられるのか、明日のセミナーで皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
参加者で従来と異なるのは、鉄道関係者が3社もおられるということです。
ここ数回のブログでも書きましたが、少子高齢化の影響は交通手段にも大きな影響を与えつつあります。人口減と高齢化に伴い、首都圏でも都心から離れれば離れるだけ、乗降客も少なくっていき、徐々に中心回帰の現象が出始めています。
鉄道等の交通機関の皆様が今回のセミナーにご参加をして頂くことの意味を考えてみました。
今回のセミナーは「低価格型の高齢者住宅」がテーマです。これまでの鉄道関係者の取り組んできた高齢者住宅はいずれも規模の大きな、高額なものが多かったように思います。ところがエヌ・ビー・ラボが取り組んでいる高齢者住宅は真逆の代物です。
低価格型の小規模という従来の高齢者住宅のあり方を真っ向から否定しているようなものを作ってきております。恐らく、ご参加の皆様も何らかの事前調査で弊社の取り組んでいるエルスリーに関心をもっての参加だと思われます。
そのように考えますと、皆さんの関心がどこにあるのかが分かってくるのではないでしょうか。
鉄道沿線、しかも中心地ではなく、市街地に伸びる沿線沿いに低価格で入居しやすい、汎用型の高齢者住宅を考えているのではないかと思われます。
今後の展開をどのように考えておられるのか、明日のセミナーで皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
スポンサーサイト
05.22
Tue
”我々は人口減少の衝撃の大きさを本当に理解しているのであろうかと自問する”と日曜日の日経に出ていました。本日も首都圏で高齢者住宅の営業に行って参りましたが、首都圏の中心部にいくほど、まだ実感として感じておられないように思いました。
…………………………………………………………………………・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■日本の人口減少のペースはすさまじい。働き手となる15歳から64歳の生産年齢人口は2040年までの30年で3割減る。北海道、東北、中国、四国、九州の各地方に住むこの年齢層の人口がごっそりと消える計算になる。
■日本経済研究センターによると、40年には23の道県で、高齢者と年少者を合せた「支えられる側」の人口が支え手の生産年齢人口を上回るという。
■戦後の繁栄と成長は働き手の増加に支えられてきた。国民の稼ぎが全体で大きく伸び、税収をぐんぐん増やした。社会保障や地方への資金配分を思い切って増やせたのは、そうした好条件があってこそ、と言える。
■その前提が一変しつつある。富を生み出す働き手は細り、若者を引き付けて成長をけん引してき首都圏では高齢者人口が今後30年で5割増え、日本を支えるゆとりを失う恐れがある。
■「高度成長期につくった仕組みに全くメスが入っていないのが日本の最大の問題」と指摘するのは、地方の自立を説く穂坂邦夫元志木市長。「お客さんである市民の数が減っているのに、地方では相変わらず新庁舎をつくっている」と憤る。
■今後は古くなった公共施設やインフラの補修費さえ賄えなくなるのは目に見えている。人口が100万人以下の件は10年の8県から40年には21県と全都道府県の半数近くになる見通し。道州制の実現が欠かせない。
■生産年齢人口が全人口の53%に落ち込む30年後の地点から考えれば働き手の懐に頼る社会保障制度の維持は不可能。
■「今後はコスト競争力の悪化ではなく、人材不足を原因とする空洞化が起きる」とある経営者は警告する。
■これまでの硬直的な雇用・報酬体系を大胆に変える必要がある。女性や高齢者の能力を活用し働き手の減少を抑える意味でも重要な条件となる。
■人口減少自体は心配しすぎる必要はないかもしれない。しかし、それに合せて制度や慣行を改革することは急務である。
…………………………………………………………………………・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■日本の人口減少のペースはすさまじい。働き手となる15歳から64歳の生産年齢人口は2040年までの30年で3割減る。北海道、東北、中国、四国、九州の各地方に住むこの年齢層の人口がごっそりと消える計算になる。
■日本経済研究センターによると、40年には23の道県で、高齢者と年少者を合せた「支えられる側」の人口が支え手の生産年齢人口を上回るという。
■戦後の繁栄と成長は働き手の増加に支えられてきた。国民の稼ぎが全体で大きく伸び、税収をぐんぐん増やした。社会保障や地方への資金配分を思い切って増やせたのは、そうした好条件があってこそ、と言える。
■その前提が一変しつつある。富を生み出す働き手は細り、若者を引き付けて成長をけん引してき首都圏では高齢者人口が今後30年で5割増え、日本を支えるゆとりを失う恐れがある。
■「高度成長期につくった仕組みに全くメスが入っていないのが日本の最大の問題」と指摘するのは、地方の自立を説く穂坂邦夫元志木市長。「お客さんである市民の数が減っているのに、地方では相変わらず新庁舎をつくっている」と憤る。
■今後は古くなった公共施設やインフラの補修費さえ賄えなくなるのは目に見えている。人口が100万人以下の件は10年の8県から40年には21県と全都道府県の半数近くになる見通し。道州制の実現が欠かせない。
■生産年齢人口が全人口の53%に落ち込む30年後の地点から考えれば働き手の懐に頼る社会保障制度の維持は不可能。
■「今後はコスト競争力の悪化ではなく、人材不足を原因とする空洞化が起きる」とある経営者は警告する。
■これまでの硬直的な雇用・報酬体系を大胆に変える必要がある。女性や高齢者の能力を活用し働き手の減少を抑える意味でも重要な条件となる。
■人口減少自体は心配しすぎる必要はないかもしれない。しかし、それに合せて制度や慣行を改革することは急務である。
08.19
Fri
環境と共存する次世代路面電車(LRT) 高齢化社会で経済活性化(日経エコロジー)
富山市で鉄道を中心に新しい街づくりがなされようとしています。今後地方の鉄道会社では、その沿線沿いに高齢者住宅の開発を目指す動きが出てきそうです。
……………………………………………………………………………………………………………・・・・・・・・・・・・・・
紫、青、緑、黄緑、黄、橙、赤。車両ごとに車体の差し色が異なる個性的なデザインの電車が路面をはうように走り抜ける。ここは、「くすりのまち」で知られる富山市。2006年に日本で最初に本格的なLRT(次世代路面電車)を導入した都市だ。
万葉線の低床車両はドア上部のLED照明を開閉時に点滅させて安全を確保。富山ライトレールの車両にはICカード式乗車券の読み取り装置を設置して利便性を高めた.
富山ライトレールの運営に切り替わる前に使用していたディーゼル車両 2004年に設立した第三セクターの富山ライトレールが、西日本旅客鉄道(JR西日本)から事業を引き継ぎ、旧JR富山港線の一部の区間を路面電車化。
車両をディーゼル車から電気式の超低床車両(LRV)に切り替えた。新型車両に合わせて駅のホームの高さを下げる改修工事も実施している。単線だったため、電車が行き違えるように電停(駅)を4カ所新設。
沿線地区では、自転車駐輪場や高齢者向け賃貸住宅の整備などまちづくりを展開する。
富山市で鉄道を中心に新しい街づくりがなされようとしています。今後地方の鉄道会社では、その沿線沿いに高齢者住宅の開発を目指す動きが出てきそうです。
……………………………………………………………………………………………………………・・・・・・・・・・・・・・
紫、青、緑、黄緑、黄、橙、赤。車両ごとに車体の差し色が異なる個性的なデザインの電車が路面をはうように走り抜ける。ここは、「くすりのまち」で知られる富山市。2006年に日本で最初に本格的なLRT(次世代路面電車)を導入した都市だ。
万葉線の低床車両はドア上部のLED照明を開閉時に点滅させて安全を確保。富山ライトレールの車両にはICカード式乗車券の読み取り装置を設置して利便性を高めた.
富山ライトレールの運営に切り替わる前に使用していたディーゼル車両 2004年に設立した第三セクターの富山ライトレールが、西日本旅客鉄道(JR西日本)から事業を引き継ぎ、旧JR富山港線の一部の区間を路面電車化。
車両をディーゼル車から電気式の超低床車両(LRV)に切り替えた。新型車両に合わせて駅のホームの高さを下げる改修工事も実施している。単線だったため、電車が行き違えるように電停(駅)を4カ所新設。
沿線地区では、自転車駐輪場や高齢者向け賃貸住宅の整備などまちづくりを展開する。