--.--
--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

10.31
Mon
本日の日経新聞の景気指標の欄で、見出しの記事が出ていました。急速に進む高齢化のなかで明らかに消費動向が変化してきています。コンビニのPOSレジのテンキーを変更せざるを得ない というローソン社長の話はその典型例でしょう。
…………………………………………………………………………・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「高齢者のお客様が増えているのでPOSレジのテンキーを変更しないといけませんね」とローソンの新浪社長が言われている。コンビニの主要顧客層は若者が中心であったのが、高齢化社会の進展で客層が変わってきているようだ。

同社の顧客データでは全顧客に占める29歳以下の割合は1999年度の45%から、今上期は31%に低下。逆に50歳以上は20%から36%に上昇した。

POSレジには「年齢性別テンキー」があり、店員が顧客の年齢を推定して年齢層のキーを押す。だが、顧客が60歳代、70歳代であってもキーは「50~」(50歳以上)の1つだけ。国勢調査(2010年)で50歳以上の人口の割合は43%。50歳以上のキーの細分化を新浪社長は考えているようです。

消費は加齢と共に変化する。家計調査(10年)を分析すると、世帯当たりの生鮮野菜の支出が最も多いのが60歳代で、29歳以下に比べ2.1倍。コンビニが急速に生鮮類の品揃えを強化したのは高齢世帯への対応だ。

こうした例は食品だけではなく、パック旅行の支出が最大なのは70歳以上の世帯。最も低い30代の3倍となる。元気な高齢者が旅行産業をけん引する。

高齢化はこれからも続く。20年には約3590万人(高齢化率29%)へ増加する。人口減時代の日本で消費全体の大きな伸びは見込めないが、「停滞する日本経済の中で数少ない成長分野が高齢者市場なのは間違いない」(A・T・カーニーの後藤治パートナー)。

高齢化は消費構造の大きな変化をもたらし、企業や社会の形も変えていくであろう。
スポンサーサイト
comment 0 trackback 0
back-to-top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。